Welcome to the Hokkaido-Inu Museum






(学芸員:二世 安楽)





                           
幼虫
成虫
エゾシロチョウ Aporia crataegi シロチョウ科
 日本でもおなじみのモンシロチョウは、シロチョウ科のチョウです。シロチョウ類は全世界に約1000種が知られ、日本には約20種が見られます。

 エゾシロチョウは、北海道の市街地から山地帯にかけて幅広く分布しています。
 大発生することがあります。その場合、庭木や果樹園のバラ科植物が害を受けることもあります。
 6月上旬から下旬にかけて発生します。食樹はシウリザクラ、ナシ、エゾノコリンゴ、エゾヤマザクラなどです。




ヒメウスバシロチョウ
Parnassius stubbendorfii hoenei アゲハチョウ科
 「ウスバ」というのは、やや半透明な翅(はね)の感じからきています。

 北海道の低山地から山地の渓流沿いの明るい林内に見られます。
 5月下旬から6月下旬にかけて発生します。食草はエゾエンゴサクです。




カラフトルリシジミ
Vaciniina optilete daisetsuzana シジミチョウ科 
  シジミチョウは、小型で、シジミの貝殻を開いたような感じのかわいらしいチョウです。
 カラフトルリシジミは、その一種です。

 大雪山系、日高山系、知床山系、天塩岳の高山帯およびガンコウランの分布する道東の海岸沿いなどに分布します。
 7月から8月にかけて発生します。食草はクロマメノキ、コケモモ、ガンコウランです。




カラフトヒョウモン
Clossiana iphigenia sachalinensis タテハチョウ科 
 タテハチョウ科は中型のチョウで、種類数が多い仲間です。狭義のタテハチョウ類・ヒョウモンチョウ類・ミスジチョウ類などがあります。

 ヒョウモンチョウの仲間は、いずれも翅(はね)の表面が赤褐色で黒い斑紋が点在し、ヒョウの毛皮を思わせます。
 
 カラフトヒョウモンは、道東にのみ分布する北海道特産種です。低山地から山地の林縁や林内の小草原、疎林、植林地内に見られます。
 5月下旬から7月にかけて発生します。食草はミヤマスミレ、タチツボスミレです。