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 エゾヒグマ Ursus arctos yesoensis クマ科
エゾヒグマは北海道と千島列島のエトロフ島だけに生息します。

世界のヒグマは、一つの種です。エゾヒグマ、アラスカヒグマ、ハイイログマなどはヒグマの亜種です。ヒグマは、陸上に生息する最大の食肉目で、北半球に広く分布します。ヨーロッパのヒグマは絶滅しました。

餌の少ない冬は「冬ごもりの穴」にはいり、その間に子を産みます。生まれたばかりの子グマは、ドブネズミくらいの大きさです。3~5月、穴から出て、フキの芽やザゼンソウの芽を食べ、夏はササの芽やフキその他いろいろな植物を食べます。

動物質として、アリやハチなどの昆虫も食べます(ただし、食物全体の1割以下と推測されています)。

秋には、ハイマツの実、ヤマブドウやコクワ(サルナシ)、ドングリなどの木の実を好んで食べます。川をのぼってくるサケやマスも食べますが、現在の北海道ではこうした魚を食べることのできる場所はほとんどありません。

寿命の最高は30歳くらいです。「山のオヤジ」と呼ばれ、エゾヒグマは世界で最も凶暴だといわれますが、もともと捕食傾向が強い動物ではなく、ヒグマそのものが凶暴だとする考え方に多少疑問が残ります。

北海道犬はこのエゾヒグマに勇敢に立ち向かい、アイヌ民族の狩りの手伝いをしました。

 エゾシカ Cervus nippon yesoensis シカ科
シカ類は北半球に生息し、日本にはニホンジカがいます。

ニホンジカはいくつかの亜種に分かれます。北から南にかけて、エゾシカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、ヤクシカが生息します。これらのシカは、南にいくにつれて小型になり、みごとに「ベルクマンの法則(※)を示しています。体重100kgを超すエゾシカに対して、ヤクシカの体重はその半分です。

シカは、雌親と子が暮らす母系集団をつくり、雄は別に暮らしていて、秋の繁殖期に雌の群れに入ります。冬期、雪の少ない地方を選んで移動する場合、雌雄が一緒の集団になっていることがあります。

夏毛は明るい茶色ですが、冬毛は暗い灰褐色になります。

森林と草地の境目を好み、夕方と早朝の薄暗い時間帯に活動します(夜行性ではありません)。

シカの肉は柔らかく無臭で、口当たりが良く美味です。シカは、アイヌ語で「ユク」(食べ物の意)といい、アイヌ民族にとって最も重要な食糧でした。このとき、北海道犬が狩りの手伝いをしました。

ちなみに、シカの最大の天敵はイヌです。

「ピュッ」と鋭い警戒音を発し、尻の白い毛の部分を開き跳び去ってゆく姿は大変美しいものです。

ベルクマンの法則 (※)

スウェーデンのステン・ベルクマンの発見した法則で、「一般に恒温動物は、同種のものが北へいくほど大型になる傾向がある」というものです。



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