1989年5月28日(平成元年) |
亡き母の詠む防空壕のこのわたし |
近藤 芳美 選 | 昭和天皇の立場知りません |
(高崎市) 高田 一弘 | |
1989年9月3日(平成元年) |
日本海かき分けるたびに罪浮かぶ |
島田 修二 選 | 日の丸いらん君が代いらん |
(高崎市) 高田 一弘 | |
1990年1月21日(平成2年) |
微電流左右大脳全関知 |
島田 修二 選 | 興味全方位成績中庸 |
(高崎市) 高田 一弘 |
日本の教育課題 第1巻 「日の丸」「君が代」と学校 | 日本海かき分けるたびに罪浮かぶ |
[資料Ⅳー8] 「朝日歌壇」より | 日の丸いらん君が代いらん |
佐藤秀夫 編(東京法令出版) | (高崎市) 高田 一弘 |
1995年3月28日(平成7年) 初版1刷 | |
作者は、船乗りか。日本の朝鮮植民地化への罪の意識が「日本海」(韓国・朝鮮では「東海」)を進むたびに自覚される。船乗りにとって「日の丸いらん」はとくに重い意味をもつのではないか。選者(島田修二)は「「日本海」を痛みの象徴としてとらえ直した作」と評している。 |